久しぶりにこんなブログ。
天安門事件20年 失脚趙紫陽氏の発言録
2009年5月16日 東京新聞 朝刊
【北京=平岩勇司】一九八九年の天安門事件につながる民主化運動の対応をめぐり失脚した中国共産党の故・趙紫陽元総書記が生前に「戒厳令は〓(1)小平氏が違法に決定した」などと語った録音テープが見つかり、内容をまとめた本が六月四日の事件二十年を前に米国や香港などで出版される。趙氏の秘書を務めた鮑〓(2)(ほうとう)氏(76)は本紙に「私が録音テープを入手し、出版を計画した」と述べ、歴史の再評価を求めている。
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他にも
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009051501009
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-38042420090515
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090514/chn0905142330010-n1.htm
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2602499/4147290
趙氏の本は去年にも日本で出たけど(趙紫陽—中国共産党への遺言と「軟禁」15年余 )、今回は英語と中国語のみ。その代わり世界マーケットで出版。ぜひ日本語でも出して欲しい。けど、すんごい横槍の猛襲だろうな。
香港では既に本棚に並んでいるそうだけど、趙氏の側近だったBao氏とその息子(香港で出版社経営、中国で中国語版発売予定)は中国本土での発禁処分を想定した対策を練っている(AFP)とか。てことは既に香港で入手している人もいるだろうし、ネットで情報を得ている中国人もいる筈なんだ。
というわけで中国政府の反応が見物である。
う〜ん、「ダヴィンチコード」見終わってからちょこちょこっと書き足そうともったけど、もう日付が変わっちゃうじゃん。
ということで、このへんにしとくけど、天安門事件はさすがに歴史から抹消することはできない。いくら巨大な力を手にしたと云っても、しょせんは百年にも満たない共産党である。歴史は書き換えられても、人の記憶は語り伝えられてゆくから、その魂は権力よりも遥かに永く生きながらえることができる。大事なことは何なのか、時の権力者は、よくよく思慮深くいてもらいたいものだ。
何を守るかでその人の価値が決まる__だったっけ?なんかそんなセリフがあったな。中国共産党は何を守ろうとしているのだろうか?
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