2010/01/26

新彊ウイグル自治区で60年ぶりの大寒波

新彊ウイグル自治区で60年ぶりの大寒波、13人死亡 中国|http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2686975/5228215

実は今年から東トルキスタン問題を扱わないことに決めていた。
昔はニュースが殆ど見当たらず、ブログで取り上げても反応がなかった(チベットも似たようなもんだったけど皆無ではなかった;;)けど、今は以前と違って少しは認知度が上がり、チベット問題とセットにして語られることが多くなってきた。それどころか、最近はむしろチベット(現地)より多いくらいなので、下手をするとチベットのブログなのかウイグルのブログなのか判らなくなってしまうのではないか。そんな心配が一つ。
更に、チベット問題と兄弟のように語られる東トルキスタン問題だが、どうしても歴史的状況が引っ掛かって同じ土俵で語るのを潔しとしない。それが二つ目。
もちろん東トルキスタン問題についても、人権および民族の問題として深く憂慮している。心情的にもウイグル寄りだ。ただ、国としての主権の問題には納得しきれないので独立運動とは一線を引きたい。
ついでながら、三民運動なるものがあるけれど、南モンゴルについては、確かに大国のエゴだけで住民を無視した”線引き”という歴史的経緯がありはするが、清朝末期には既にかなり漢族入植と漢族化が進んでいたし、チベットと違って南モンゴルは間違いなく清朝の領土であった。更に現在の住人構成を考えれば、独立運動は本当に現地に暮らすモンゴル人の要請だろうかと疑念さえ湧いてくる。じっさい独立運動の噂すら聞いたことがない。
もちろん反対の意見はあるだろうが、とにかく私としてはチベット問題と他の二つとを一緒に扱いたくない。特に南モンゴルは独立を唱えるにはあまりにも絶望的で、悲観するなと言うだけ無駄である。

ただ、今日あるYutubeを見て、少し方針転換することにした。ウイグルのことも少しはフォローしようと。
二年前から今日までの状況の中でチベットとウイグルの双方の問題が一層関係性を増してきていることは実感としてあったけど、もう無視ばかりしていられないのではないかと思ったのです。
とはいえ、ここはあくまでTIBET ROOMのBLoGです。チベットがメインであることに変わりはないです。

さて、
そんなわけで今回はそのYoutubeをば埋込みます。前置きが予定外に長くなったので、コメントはナシです。


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