2009/09/24

やっぱり外国人締め出し。

結局中国政府の約束はどうなったんだろうか?

外国人観光、再び停止=中国・チベット
 【北京時事】中国チベット自治区が20日から、外国人観光客の新規受け入れを停止している。地元や北京の旅行業者は22日、当局の指示で、建国60周年の長期休暇が終わる10月8日まで同自治区への外国人の入境は許可されないと語った。

 軍事パレードなどが行われる同月1日の建国60周年は国家の威信が懸かっており、中国当局は、この期間を狙った「民族分裂勢力」の動きなどに神経をとがらせているとみられる。(2009/09/22-16:24)


恐らく中国は形だけでも面子が保てれば実質なんか関係なく、それが国際的に威信を保つことだと思っているのだろう。でも、ここ二年間で中国の威信は果たして保てたと言えるだろうか?それどころか政治的信用と共に威信は失墜し、経済力によってかろうじて面目を保っているだけのように思えなくもない。まあ好調な経済と軍事的プレゼンスに満足している中国人にとっては、「外からの眼」がどれほど冷ややかにシラケきっているかなんて想像しきれていないのかも知れない。自国のごり押しすらごり押しとは思っていない節もある。
まあ、しかし、かといって中国政府に余裕があるわけではなく、そうせざるを得ない事情があるから、ハイそうですかで簡単に事態が改まるなんてこともない。その辺りのことについては面倒なので繰り返さないけど、これからも当分は変わりそうも無い。もし「おや?」と感じる変化があるとすれば、それは中国人民の方であろう。

さて、現在HABU's Guest House昔のサイトを特別に公開しています。まだ100%IDのFlashサイトだった頃のサイトで、唯一のチベット関係である旅行記「チベットの碧い風」も旅ものという括りで扱っています。もちろん内容は一緒ですが、所々びみょうに言い回しの違うところもあるかも…です。またチベット以外にヒマラヤの想い出とか書いていたりもしているので、興味のある方は覗いてみてください。



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